ハーカ(Haka)

まずはじめに、『ラングウィル目録[1]』より、ハーカの項をご覧いただこう。

ハーカがいつ、フルート製作をしていたのかについては、ここからははっきりしない。しかし、パリとアムステルダムの間にはよい繋がりがあったというのに、ハーカが(17)世紀末に、意図的にルネッサンス・フィンガリングでこのフルートを作ったとは思えない。その可能性がまったくないということではないが、それならば、ハーカがこれを試みたのは1680年頃、あるいはそれ以前ではなかったかと私は推測している。一本のトラヴェルソのピッチを定めることは、よく議論の的となる。─なによりもまず、また、もっとも大切なのは、その楽器でどんな音楽が演奏されたのかということであるにせよ、これには基本的に以下の4つの事柄が関わっている。

-当時用いられていた調律法にはどんなものがあったか
-最低音をどの音と定めるか
-コルク栓の位置をどこにするか
-1オクターブ目のaのピッチを基準にして定める(かどうか)

エーレンフェルト・コレクションのハーカのフルートは、よい研究対象である。この楽器でどのような音楽が演奏されたかを明言するのは難しいように思うが、それはなぜかといえば、トラヴェルソというものが、当時あまり記述されてないからである。リコーダーの音楽がトラヴェルソでも演奏されたという考え方は、理に適っているだろう。エール・ド・クール(宮廷歌謡)には、トラヴェルソで演奏されたものがあるという主張(ケイト・クラーク、ナンシー・ハッデン)がある。しかし、もし、リコーダーの音楽を出発点とし、それをトラヴェルソで演奏するのが流行していたとするならば、考えられるのは、f、c、d管のフルートだろう。

コルク栓は、常に、最低音に対して、オクターブおよび第二オクターブがぴったり一致する位置に固定すべきだというのが私の考えである。それをハーカに当てはめ、また、最低音をd(レ)と考えるならば、このフルートはおよそ370Hzとなるだろう。他方、もし最低音をc(ド)と考えるならば、これは415Hz=370*2**1/6のb(シ)となり、440Hzとなるだろう。これはすてきな偶然の一致である。なぜなら、そうすると、この

ハーカが現在の標準ピッチに適応可能だということになるからである! ハーカは、なぜ、フルートを円錐形にしたのだろうか。これについて、以下のような理由づけはおもしろいかもしれない。私は、フルートにさまざまな新しい特性を、一度にたくさん求めるのは無理があるのではないかと思う。したがって、おもな目新しさは何かということを考えてみてはどうだろう。論理的に考えると、それはキーを用いる第二オクターブ目のe(ミ)♭と第7孔ではないかと私は思う。この第7孔はひじょうに小さい。そして、もし、これをより太い管のフルートのとほぼ同じ場所に開けるとすれば、孔はさらに小さくなくてはならないだろう。ところが、それではこの孔は機能しなくなってしまう。したがって、フルートを円錐形にした唯一の理由は、e♭の指孔の場所の内径を狭めるためだったとは考えられないだろうか!!! さらにいえば、その約二世紀後、ベームは、指孔の場所および大きさをだいたい思いどおりに開けることができれば、フルートを円錐形にする必要はないということを発見した。この考え方は同じ方向を示している。とはいうものの、その間には、かなり円錐形で、第7孔のきわめて大きいフルートもあった。

[1]『ニュー・ラングウィル目録(the New Langwill index)』/トニー・ビングハム(Tony Bingham)出版、ロンドンISBN 0‐946113-04-1

Simon Polak: Early Flutes

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